ふれあい人権フェスタ2005が開催されました
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はじめに晴れわたる秋空のもと、今年も「ふれあい人権フェスタ2005」が開催されました。 今年で3回目を迎えるフェスタですが、県下の人権に関する意識はどう変化したのでしょうか? 来場者人数2005年12,800人
2004年11,300人 2003年10,500人 というのも、過日、新聞で「人権関連法の関心急上昇 差別解消意識は低下」という記事が出ていました。 これは大阪府が5年に1度、20歳以上の府民7000人を対象におこなっている意識調査で、今年で6回目を迎えるそうです。 北口末広(近畿大学・国際人権法)によると「人権啓発の成果が出ている面と、うまく届いていない面があることがわかる。 特に若者にどう伝えるかが課題」なのだそうです。 確かに、残忍極まりない事件が連日報道される今日、ストレスによる刃の向けどころは弱者に集中しています。 人を思いやる心が稀薄になっているのでは・・・? さて、部落解放同盟和歌山県連合会では、コーナーを「身元調査事件」「連続差別ハガキ事件」「和歌山市公営住宅における差別落書き」の3つに分類し、年内に発生した差別事件を中心に展示しました。 今年、懲役2年の実刑判決が出された「連続・大量差別ハガキ事件」の犯人Aが書いたとされる差別手紙や行政書士・司法書士などが「職務上請求書」を不正入手して身元調査するという差別事件。 この事件では、和歌山市・橋本市・岩出町から某行政書士による「職務上請求書」が発見されました。 あなたの知らないところで、身元調査がおこなわれているかもしれません。 みなさま、どう思われますか???
屋外では、さまざまな模擬店が軒を連ねていました。 なかでも「和歌山【春駒】保存会」は大繁盛! 「あぶらかす」が入ったうどんは、寒い冬にはピッタリです。
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出展団体を少しご紹介します◆在日本大韓民国民団婦人会和歌山県地方本部在日本大韓民国民団婦人会 和歌山県地方本部
田辺市教委に申し入れ7月6日(水)、鄭夢周・在日本大韓民国民団中央本部事務総長はじめ総勢10人あまりで、田辺市教育委員会に「教科書問題」に関する申し入れをおこないました。 本年2005年は、公立中学校における教科書の全国一斉採択の年です。 偏った心情や思想、錯覚、偏見の刷り込みで、未来ある子どもたちが使う教科書を採択しないよう、皆さんとともに考えたいと思います。 *在日本大韓民国民団中央本部(http://www.mindan.org/) | ||||||||||||||||||||||||||||
◆和歌山県BBS連盟
ヒーリング・リラクゼーションCD ストレス社会にある人びとの心をリラックスさせるためのヒーリング・リラクゼーションCDです。 熊野古道を流れる渓流の音をBGMに、シュルツ博士(心理学者ベルリン大学)が開発したストレスやセルフコントロール法「自律訓練法」や目標達成イメージワークが収録されています!
*和歌山県BBS連盟(http://www.geocities.jp/wakayama_bbs/) HPでは、すべての団体をご紹介できません。ご了承ください。 リンクいただける団体の方は、ご連絡ください。大歓迎です。 | ||||||||||||||||||||||||||||
♪最後に・・・今年も、大盛況のうちに終了しました。 「人権」という大きなテーマでのフェスタですが、ひと言で「人権」といってもさまざまな「人権問題」があります。 「人権」という大きな枠で括られた言葉に惑わされず、さまざまなマイノリティがあることを知ってください。 私たちは、誰もが生きやすい社会を、真の人権確立をめざします! |