森住卓(もりずみたかし)写真展・講演会を開催して・・・ 当NPO初の主催開催でした・・・(照) |
3日間で約1200人が来場してくれたこの写真展&講演会は、NPO法人ヒューマンライツわかやまにとって最初の主催事業である。 本来ならば実行委員会形式を採用して準備に取りかかるわけだが、なにせ時間との勝負であったため、賛同・支援、後援、協賛などなど、事務局で走りまわった次第である。 (各行政関係や団体から事務局としてご協力いただいた皆様、大変ご苦労様でした。) いま振り返ると、写真展の開催が決定して、準備に1カ月もなかったような気がする。 森住さんと直接お話できないまま当日を迎えたわけだが、なんとか「成功」(→こんなことを言うと森住さんに失礼だが・・・)といって言いのではないか。 |
*:;;:* 写真展の趣旨 *:;;:* その基本となっているのが生命への畏敬と人と人のつながりであると考えています。 そして、21世紀こそが真に人権が尊重される共生の時代であり、私たちの思いを実現させるチャンスの時と考えています。 しかし、世界に衝撃を与えた「同時多発テロの」勃発、そしてアフガンでの報復攻撃、続く昨年のイラク戦争・・・。 考えれば、今もなお世界各地でさまざまな「違い」を原因として戦争状態や極めて困難な状況下にある国々があり、 それらのすべてに報道されない現実(戦争による多くの犠牲者)があるのです。 そして・・・人権の世紀であるはずの21世紀が、極めて困難で厳しい時代になりえる可能性があることを提起しているのです・・・。 そんな時に「森住卓」さんの存在と作品に出会いました。 森住さんの作品は、そのレンズを通して世界の現実を、戦争の真実と深層を私たちの前に突きつけています。 風化したといわれる戦後、テレビの画面や新聞の活字を通じてしか知らされなかった戦争の事実・・・。 それは、いつでも私たちに起こりえる現実かもしれないのです・・・。 戦争は、最大の人権侵害であり犯罪行為なのです。 今、私たちはこの現実を直視し、むかし何度も聞かされた 「一つの生命は地球よりも重い」 という言葉を風化させないためにも、この写真展を開催しました。 |
<オープニング> 2月13日(金) 開催初日には、盛大にオープニングセレモニーをおこなった。 「戦争は最大の人権侵害であり絶対許せません。とくに女性や高齢者などといった弱者に大きな被害を与えるもの。」というあいさつがあり、続いて和歌山県人権局局長の山本庄作さんより祝辞をいただいた。 来賓にはテープカットをお願いした・・・ @中澤敏浩 理事長 A山本庄作 和歌山県人権局局長 B西嶋真司 和歌山市市民部部長 C宮崎恭子 和歌山人権研究所副理事長 D田上武 部落解放和歌山県共闘会議議長 E中谷英雄 世界人権宣言県実行委員会会長 以上6人のほかに・・・連合和歌山の森本穂積会長、県会議員の長坂隆司さん、江上柳助さん、和歌山同企連代表の脇田寛男さんらもご多忙のなか駆けつけてくれた。 本当にありがとうございました。 |
<会場内でカンパを募りました!> そこで「アラブの子どもとなかよくする会」(代表:伊藤政子)の要請を受け、イラク国内で活動する「西村陽子さんの緊急アピール」を受けて会場内でカンパを募りました。 3日間で集まった32,941円を「アラブの子どもとなかよくする会」に送金しました。 少しでも子どもの命が救えることを微力ならですが応援します。 |