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<アンケート>

さて、前回(2003年9月15・16日「ふれあい人権フェスタ」)と同様に写真展に関するアンケートをお願いした。3日間で146人の方がたにご協力いただいた。
本当にありがとうござました。
その中から少しご紹介します。





テレビ局の取材もありました。
●無脳症の赤ちゃんの写真は最もショックを受けます。この写真が一般新聞に載ったら日本の世論を平和の方向に動かせると思います。それほどのアピール性があります。(50代・男性)

●高校2年生の息子を連れてきたが、非常に有意義であると感じている。平和ボケした日本の若者たちには、こういった現実としっかりと向き合う機会を積極的に作っていく必要がある。(40代・男性)

●早くこの戦争が終わってほしい。けど終わってもイラク国民の傷は消えないと思う。早く平和になってほしい。平和なのは世界でごくわずかな国なんだと実感した。(10代・男性)

●これからも人間「人」が一生をまっとうできる世界になれるように。(40代・男性)

●世界中が平和を唱え、子どもが心底笑える世界がくればと願っています。(30代・女性)

●日本は世界で唯一の核による被爆国であるのだから、もっと核の恐ろしさを世界に訴えるべきである。(20代・男性)

●アメリカと金魚のフンのような日本に正義はないと思います。(30代・女性)

●日本は不正義の戦いに組み入ってはいけない。憲法9条を守ることことが最も大切。なのに政府はなぜ「改憲」や「創憲」というのか。(60代・男性)

●こんな危険なのに政府は安全と言えるのか。

などなど・・・

戦争に対する戸惑いやぶつけようのない怒り、ニュースで知らされない真実を目の当たりにしたことなどが多く記入されていた。

(当法人への激励もあり、うれしい限りである・・・・・)

<森住卓 講演会>



そして2月15日(日)におこなった森住卓さんの講演会は写真展と同様に大盛況でした。
スライドを交えての現地取材の話には、息をつく間もなくイラクで起こっている真実を紹介いただいた。
劣化ウラン弾による被害で先天的な障害をもって生まれた子どもの写真、 そしてその子どもの死。

白血病、無脳症、水頭症・・・・

どれもが劣化ウラン弾による被害である。

さらに、ウランを精製した際に出る放射能性有害物質(写真では黄色い粉状でした)の恐ろしさ、その有害物質の中で人びとが洗濯や水遊びなど当たり前のように生活している「異様」な状況・・・・・ その黄色い粉が「危険」であることを知らされずに生活している子どもたちに将来はあるのか?(現実に急性放射性障害、白血病、ガンなどに罹った子どもたちがいる)

会場からの「私たちは、これからどうすれば・・・」 という声に対し、森住卓さんは 「私はジャーナリストとして事実を伝えるだけ。その後、それらの事実をどう受けとめ、どう向き合って行くのかは皆さん次第です。」 ということをはっきりおっしゃられた。

「写真」という視覚的事実以上に私たちに課せられた大きな課題でありメッセージではないか・・・と心が揺さぶられた。
当日来られなかった方のために、森住卓さんの講演をビデオに収めています。
閲覧希望の場合は、当NPOへ(無料)

森住卓 ホームページ http://www.morizumi-pj.com/

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