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２００７平和と人権の集い

～伝えたい　この想い～

岩橋子ども会様からの寄稿

和歌山県の「高校生による地域づくり事業」をきっかけに、岩橋子ども会シニア会の高校生により結成された岩橋っ子クラブが主催した、第１回目の「平和の集い」から４年が経ち、今回で５回目となった２００７平和と人権の集い～伝えたい　この想い～が２００７年１２月８日（土）、９日（日）和歌山市立西和佐小学校にて開催されました。

12月8日(土)

８日の土曜日は前日祭として、夜間中学校を舞台にしたドキュメンタリー映画「こんばんは」を昼の部と夜の部の２回、そして９日の日曜日は朝からアニメ「はだしのゲン」を上映し、周辺地域の子ども達や人権委員さんをはじめ、行政関係者や学校の先生など多くの方々が来場しました。

12月9日(日)

９日午後からの講演は、岩橋子ども会による「みんなで歌おう！平和のうた」から始まりました。
子ども達は毎週水曜日の例会活動の時間をつかって一生懸命練習してきた「平和と人権」に関する歌を精一杯歌いました。

「公立夜間中学の設立に向けて」では、今、夜間中学で学んでおられる方や卒業された方が和歌山へ来てくれ、夜間中学と出会った喜びや思い出などを涙ながらに語ってくれました。

絵本の朗読では、岩橋識字学級の生徒さんたちが、自分たちの生活、岩橋の歴史を子ども達に伝えようと制作した「マーちゃん日記」を朗読し、BRIDGE ROCK IWASEの代表曲である「もじよ」を歌いました。

フリートークでは二人の方が、私の想い「もっとつながっていこうよ！」「戦争が残したもの」ということで、社会に対する自分の想いや被爆二世としての自身の体験などを語ってくれました。

人権バンドコンサート
BRIDGE ROCK IWASE

最後には恒例となった、BRIDGE ROCK IWASEによる人権バンドコンサートで今回の集いが締めくくられました。
講演は他に、高積中学校生徒会による「プルタブ集めを通して」や語り部さんによる戦争体験談、展示では「沖縄戦」「狭山事件」の写真パネル、岩橋児童館で幼児や小学生が行っているペン習字教室の作品展、岩橋文化会館での教室の作品展、長崎の銭座小学校から借りた被爆品の展示、西和佐小学校の全校生徒が自分の顔を書いた作品、西和佐保育所の展示などがありました。

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