トップへ トップへ  当NPO概況  資料  リンク
イベント情報 投稿記事 狭山事件 差別事件 クローブアップ オススメ コラム

レンガ工場


SREDのセンターの近くにあるレンガ工場を訪問しました。

近くの村から働きにきている人もあれば、離れた村から住み込みで働きにきている人もいます。

1日に1000個のレンガを作るのがノルマになっていて、家族単位で作業をしています。
1000個出来上がってはじめて130ルピーの賃金が支払われます。
SREDの支援による賃上げ闘争のストライキを行なう前は19ルピーだったそうで、今は、150ルピーを要求しているそうです。

雨が降るとレンガ作りが出来ないので収入はないし、乾季の6ヶ月間しか働けず、残りの6ヶ月は別の仕事をしなければなりません。
家族で働くので小さな子どもが作業している親の近くにいるのですが、10分も辛抱出来ないくらいの砂ぼこりと、危険な場所が多いので、子どもたちの健康と安全を考えて、センターへ連れて来るようにしています。


まとめ




今回の交流会では、インドのダリットの現状やSRED、TNWFの活動など貴重な現地学習が出来ました。

ダリット、子ども、先住民族、レンガ職人、マサマ、セックスワーカーの人たちの現状と差別の実態は凄まじいものがあります。
その現状と差別に立ち向かうために活動するSRED、TNWFのスタッフや子どもたちの輝いた瞳は感動と勇気と希望を与えてくれました。
今回の現地学習だけに終わることなくもっともっと連帯を深めていくことが必要だと感じました。

最後に、ファティマさんはじめ、SRED、TNWFのスタッフのみなさん、今回のスタディーツアーのコーディーネー兼通訳をしてくださったIMADR−JCの坂東さんに心から感謝します。



更 新 情 報







担当からのコメント