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私の名前はレヌカです。
マンガチェリーというダリットの村から来ました。
私の村には6人の女性がマサマとして村にいます。
私は生れてから3日後に重い病気にかかり、両親が私を寺院に預けて、その後病気は治りました。
初潮のとき、マサマという神と結婚することになりました。
結婚のお祝いのセレモニーを村の中で行った時、すごくいいご馳走を振舞われ、父親が火の中を歩いたりするお祭りみたいなセレモニーがありました。
女性は自分の好きな男性と結婚することができると思うんですが、マサマと結婚した男性は死んでしまうという言い伝えをみんな信じていて、好きな男性が出来たとしてもその男性は「おまえと結婚したら死んでしまう。」といって去ってしまいます。
私には小さな娘がいますが、自分がマサマであるということで生活が苦しく、たいへんな思いをしていることがたくさんあります。
だから、今、いろんな村へ行って娘がどんなに重い病気にかかっても寺院に預けるようなことをしてはいけないと伝えてまわっています。
祭りの中で、サリーをもらったり、ご馳走を振舞われたり、お金を支払われたりするけれども、その時は自分が踊りたくないと思っているようなダンスも強制的に踊らされます。
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