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イベント情報 投稿記事 狭山事件 差別事件 クローブアップ オススメ コラム

事件発生後の3回目の家宅捜索で被害者のものとされる万年筆が発見されました。この万年筆は自白にもとづいて発見されたとされ、有罪の有力な証拠のひとつになっています。

事件発生後、1度目、2度目の家宅捜索は、カモイの穴をふさいでいた布を取り出して調べるほど徹底的におこなわれました。家宅捜索をおこなった元刑事から、「捜索時には万年筆はなかった」という重要な新証言がえられました。

「踏み台のようなものをおいて、その上に登って捜索しました。かもいの奥のほうまで見えますが、そのとき中を見ても何もありませんでした」
「ずっとあとになってかもいのところから万年筆が発見されたと言われ、まったくびっくりしました。発見されたところは、私が間違いなく捜して、何もなかったところなのに、本当に不思議に思いました」
「これは大きな事件ですので責任と自覚をもって間違いなくやりました」

この元刑事の新証言に対して裁判所は、「総じて、各人の記憶があいまい」「捜索から28年もたっておこなわれたもので、確かな記憶にもとづくものか疑問がある」として信用性を認めませんでした。
元刑事は、「裁判所が来ていただければいつでもお話しする」と言っていますが、裁判所は証人尋問請求にも応じず、現場検証すらおこなわないのです。

事件から40年あまりが過ぎ、無実を訴えつづける石川一雄さんを支援する人の輪もひろがっています。

<呼びかけ人>私たちも狭山事件の再審と公正な裁判を求めています!
赤川次郎(作家)
石川文洋(報道カメラマン)
石坂啓(漫画家)
入川保則(俳優)
色川大吉(歴史学者)
永六輔(ラジオタレント)
江森陽弘(ジャーナリスト)
小田実(作家)
鎌田慧(ルポライター)
川崎英明(関西学院大学教授)
斎藤貴男(ジャーナリスト)
早乙女勝元(著述業)
坂田明(ミュージシャン)
佐木隆三(作家)
佐高信(評論家)
佐藤慶(役者)
佐藤忠男(映画評論家)
佐野洋(作家)
澤地久枝(作家)
新藤兼人(映画監督)
司修(画家)
辻井喬(作家)
鶴見俊輔(哲学者)
鳥越俊太郎(「ニュースの職人」)
中山千夏(作家)
庭山英雄(弁護士・元専修大学教授)
野田正彰(関西学院大学教授)
灰谷健次郎(作家)
針生一郎(評論家)
日高六郎(評論家)
本多勝一(ジャーナリスト)
前田憲二(映画監督)
前田哲男(評論家)
増田れい子(ジャーナリスト)
武者小路公秀(大阪経済法科大学アジア太平洋研究センター所長)
やくみつる(漫画家)