「平井地区人権のまつり」が開催!!
11月28、29日の2日間「平井地区人権のまつり」が和歌山市平井文化会館40周年記念事業としてひらかれ、多くの住民や市長、教育長をはじめ議会、行政、教育関係者らが参加されました。 「人権のまつり」は、『地域の歴史や運動を継承し、未来につなげよう』をメインテーマに自治会や部落解放同盟、子ども会など地域内の全団体で実行委員会をつくり、すべての企画、準備、運営をおこないました。 開催のセレモニーで主催者を代表して高尾実行委員長は「文化会館ができて40年、人権の砦として住民の積極的な参加で多くの成果を上げてきた。先人や先輩の運動や努力を継承し、未来に向けてのまちづくり運動をさらに強めよう』とあいさつしました。 また、来賓を代表して尾花市長は『これまでの地域のさまざまなとりくみに敬意を表する。今後も文化会館が人権と歴史、生活を基調とした街づくり運動の拠点として、さらに大きな役割を果たすことを期待する』とあいさついただきました。 この後、記念してNPOまちの池田副代表から 『平井地区の歴史を学ぶ』をテーマに「孫一と雑賀衆、そして平井地区のかかわり」を中心に記念講演がおこなわれ、地域の古代の歴史や戦国時代に自由を守るために平井地区を拠点に戦った「鈴木孫一と雑賀鉄砲衆」の活躍が話され、歴史を保存するのは私たちの役割として、『私たちが今あるのは、多くの私たちの先人や先輩の思いや願い、苦労があるからで、そうしたことをしっかり受け止め、地域の未来を住民の手で創造しよう』と結びました。 まつりは、「平井遺跡・埋蔵文化財」の展示、「雑賀衆」「人権」のパネル展、識字学級の作品展や「昔の平井写真展」、さらには手芸など会館事業での作品展示が行われた。また、コーラス、太極拳の発表や「昔の遊び」をテーマにして屋外での催しを行った。さらに二日間、参加者は寒い中での「かすうどん」「洋食焼き」を楽しみました。 |