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紀伊国・雑賀の里「孫一と雑賀鉄砲衆」

 和歌山市平井地区の「NPOまち」では、和歌山市と協働で新たな観光資源の開発ということでポスターとガイドブックを制作しました。
 戦国乱世の時代、和歌山市は「雑賀」と呼ばれ、100年間も平等で自由な国でした。そこには、戦国大名などの支配者もなく、「年寄衆」と呼ばれた郷村の代表者によって運営されていました。その雑賀に住む民衆を「雑賀衆」といい、現在でいうところの和歌山市民です。そしてそのリーダーの一人が「孫一」です。孫一は本名を「鈴木孫一」と言い、平井城に拠点を置き、織田信長と4度戦って4度とも勝利をおさめました。孫一は「雑賀孫市」とも呼ばれています。
 雑賀衆は、当時最新鋭の「鉄砲」で武装し、傭兵として全国の戦場を駆け巡っていました。しかし、天下布武をめざす織田信長が10万もの大軍で雑賀に襲いかかったのです。そのとき雑賀の人びとは、孫一を先頭に信長に立ち向かい1か月戦いの末に撃退させました。さたに数か月後、信長は7万の大軍で再度雑賀に攻撃を加えますがまたも撃退したのです。
 孫一たち雑賀衆は、自由に生き、ふるさとを守るために戦ったのです。

  ○孫一と雑賀鉄砲衆ゆかりの地を巡って
  ○語り部「孫一と雑賀鉄砲衆」
  ○人権学習・フィールドワーク

  ◎問い合わせ 
    「和歌山市平井文化会館」
     〒640-8442 和歌山市平井72番地の1
    TEL.073‐451‐2765


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