ふれあい人権フェスタ2006が開催されました
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和歌山県主催の「ふれあい人権フェスタ2006」が和歌山ビッグホエールを会場に11月18日・19日にわたり開催されました。 県下より約90もの団体が参加、野外では20を越える飲食店が出展し、両日で述べ1万人を超える来場者がありました。 多くの県民が参加したこの「人権フェスタ」は、同和問題、女性、子ども、高齢者、障がい者、外国人などへの人権侵害など、一人ひとりが自分自身の課題として捉え、理解と関心を深めることで人権意識の普及・高揚を図ることを目的に開催されたもの。 「ヒューマンライツわかやま」からは、各ヒューマンライツネットワーク(湯浅・新宮・まち・田辺)の活動の紹介と私たちの住む社会には様々な差別があることを訴えました。 また部落差別にかかわっては、県下で発生した差別事件や新たに発見された「電子版・部落地名総鑑」、行政書士などによる戸籍謄本の不正入手などをパネル展示で紹介しました。 それは、今もなお私たちの住む社会には悪質な差別事件が次々とおきており、その現実をしっかり見て考えて欲しいとの思いです。 また、43年が経過しつつも証拠開示が全く行なわれていない狭山事件を展示し、「第3次再審勝利に向けた新百万人署名運動」を行ないました。 アリーナに設置されたステージでは10もの団体が演奏会やダンスなどを披露していました。 その中でも「沖縄の光と風〜沖縄民謡と舞踊」と題した伊礼 哲さんのステージで飛び入り参加した伊礼さんの孫が小さな指で演奏する三味線で会場を賑あわせていました。 また、「博士の愛した数式」「子ギツネヘレン」がチャリティー上映され、赤い羽根共同募金に寄付されました。 さまざまな出展団体があり、パネル展示やワークショップ・共同作業所物品販売・各種模擬店を通して交流し人権について再度考えた2日間でした。 レポート やまもと かよ
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