「マイノリティ女性の視点を政策に!社会に!」 〜女性差別撤廃委員会日本報告書審査を通じて〜
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日本社会において、被差別部落、アイヌ民族、沖縄(ウチナーンチュ)、在日コリアン、移住労働者、人身売買、障害者などのマイノリティに属する女性は、重層的・複合的に絡んだ差別を受け続けている。 そのような中、2003年の夏、9年ぶりに女性差別撤廃委員会による日本報告書審査がおこなわれた。 この書籍は、今夏におこなわれた女性差別撤廃条約第4・5次政府報告書に対するカウンターレポートだ。 それぞれの立場のマイノリティ女性を取り巻く問題やマイノリティ女性の思いなどが本当にたくさん詰まっている。 読んだ人には一目瞭然であるが、いかに日本政府の意識が遅れているか再認識させられる。 是非、ご一読あれ! ヒューマンセミナーに参加して・・・ マイノリティ女性に対する認識が全くない日本政府の取り組みや意識の中で、私たちが女性差別撤廃委員会に対して直接訴えたことにより、委員の多くは直接的な働きに好意をもってくれ、多大な関心を寄せてくれたということが大きな成果だと思いました(^-^)v 山本佳世 (#^.^#)
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