「障害は心にはないよ社会にあるんだ」
〜精神科ユーザーの未来をひらこう〜
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精神科の診察時間を「5分」を基準に点数を決定するという、まさしく「社会」に存在する障害。 診察に5分以上かかると患者の負担額が増加し、5分以内におさめようとすると患者の本当の心が語られなくなってしまう。 つまり、患者と医者との信頼関係を「5分」という時間で分断するという「社会」の障害が平然と取り決められてしまう。 「知らない=怖い」というイメージがいまだ残る精神障害者への差別・偏見。 この本には、八尋光秀&精神的ユーザーの声とともに、患者隔離がもたらした、病院や地域での厳しい現実が語られるとともに、差別や偏見に満ちた社会を変える希望への道筋が語られている。 |